透析治療

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透析治療

一人一人の患者様の

「今」に合わせた治療方針

治療を受けられる患者様が今、どういった状態にあるのか?今、問題があるならば、どうやって解決に近づけるのか?今、何をすれば今後に生かされるのか?
私たちは患者様の「今」を意識し、解決するために常に学び、最新の情報を手に入れて実践していくことで、一人一人の患者様に最適な治療を提案できるように心がけています。

透析診療に使用されるコンソール
診察

1|血液透析

透析治療は現在、膜素材や機器の種類、治療方法など様々な組合せがあります。
当院では随時、検査やヒアリングをもとにした患者様の状態を把握し、一人一人に適した、より負担の少ない透析生活をサポートできるように努めています。

  • HD
  • i-HDF
  • On-Line HDF
  • PD(腹膜透析)
  • APD(夜間腹膜透析)

2|シャント管理

ダイアライザーの種類と選定

シャントが狭窄すると透析時に脱血不良・効率低下・シャント瘤・シャント痛・溶血・穿刺困難や閉塞などの様々なトラブルを引き起こします。
それらを予防するため、院内で定期的に検査やPTAを行い、患者様の大事なシャントの状態を管理しています。

  • シャントエコー
  • PTA(血管拡張術)

3|末梢血管ケア

末梢循環に用いるABI検査

治療を受けられている方に多いのが、末梢循環の悪化による足の痛みや傷の治癒力低下、手根管症候群、潰瘍などがあります。
適切な検査や処置をすることにより、早期段階での発見が可能となり、QOL低下のリスクを軽減させます。

  • PI検査
  • ABI検査
  • ポケットLDF検査
  • 下肢エコー

4|アフェレーシス

アフェレーシスに使用されるカネカのLDL吸着器

下肢の血流が悪化する原因として、血管内の狭窄が疑われます。
当院では、プラークによる狭窄を遅延・抑止するために、様々な吸着療法を選択できる環境を整えています。患者様の歩行機能や意欲が改善されることを目指しています。

  • LDL吸着
  • DFPP
  • レオカーナ
  • リクセル

各診療科連携

アフェレーシスに使用されるカネカのLDL吸着器

通院されていて当院の診療科目の受診を希望されたい、または受診が必要となった場合は、透析前後や合間の日などに気軽に受診できるよう、各科で情報や治療方針の共有、時間調整を行うなど、連携した診療を行っています。

高度な水処理

様々なフィルターや手技を用いて超純水のウルトラピュアウォーターを作製

透析治療は沢山の水を使用し、数々の工程を経て透析液として患者様に使用されます。当院では、その条件を厳しく設定し、様々なフィルターや手技を用いて超純水(ウルトラピュアウォーター)を作製しています。

感染防止対策

感染対策に使われるHEPAフィルター付き陰圧ブース

当院ではHEPAフィルター付き陰圧ブースを使用しての個別透析治療が可能です。
透析施設では一般的に多人数で行われるので、感染の疑いの有無にかかわらず、安心して治療を受けられる環境を整えています。
 

栄養管理指導

栄養士による栄養管理指導風景

食生活を見直したいけど、どうすれば良いのか解らない。どの食材にどれくらいの栄養があるのか知りたい。今の食事が正しくとれているのか教えてほしい。そのような悩みをお持ちの方は栄養士に是非ご相談ください。

バリアフリー

院内に準備されたお弁当

足の不自由な方でも院内をスムーズに移動していただけるよう当院はバリアフリーを採用しています。トイレも車いすのまま移動して頂けるので安心してご利用ください。

患者送迎

送迎に使われる車いす対応送迎車

離れた地域にお住まいの方、足の不自由な方、通院手段をお持ちでない方に送迎サービスを行っています。(車いす可)
また、施設内に駐車場もございますので、お車での来院も可能です。

お食事の提供

院内に準備されたお弁当

お食事を自分で用意できない、施設の食事時間に間に合わない。そんな方は当院と提携しているお店のバランスの良いお食事を、お弁当として、ご用意することが可能です。

WiFi完備

院内に準備されたお弁当

透析中にインターネットで趣味の動画を観たり音楽を聴きたい。お仕事でPCを使いたい。そのような方に楽しく効率よくお時間を過ごしていただくためにWiFiを開放しています。

一時透析

送迎に使われる車いす対応送迎車

ご旅行や帰省、出張などで透析が必要な場合は、普段通院されている施設での治療と同じ、または近い条件での一時透析を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

水谷クリニックの透析
4つのポイント

スタンダードから最新の透析治療を網羅し、一人一人に最良な治療方針と透析器材の選択を心がけています。

透析治療は、血液検査や胸部レントゲンなどのデータを元に方針を決定していくことが基本となります。しかしながら実際に治療をしてみると、思ったように血液検査のデータが良くならない、また血圧低下・頻脈・足のつり・掻痒感などの症状が出る場合もあり、もどかしい状況に直面することがあります。
当院では最新の透析方法や、透析器材に使われている材料や特性などを、勉強会や学会への出席や発表、各製薬・材料メーカーと随時情報交換することにより、院内の知識や価値観を常に最新の状態にし、治療を受けられる患者様に現時点で可能な限り、安全で妥協のない治療方針を提案しております。

日常の療養生活の中で、透析だけでなく合併症の予防まで、患者様のQOL向上をお手伝い致します。

腎不全の患者様は療養生活をしていく上で、長期的に適切な健康管理をしていかなければ合併症のリスクが上ってしまいます。当院ではそれらを考慮して、予防や早期治療のためにシャント管理・フットケア・栄養指導などを行っています。また、専門医による豊富な診療科目を院内で受診できると共に、高度な医療を求められた場合は、基幹病院(大学病院)や専門病院との連携もしていますので、安心して治療に専念していただける環境を整えています。

アットホームな雰囲気の中、患者様やご家族の方とのコミュニケーションを温かく取り、居心地の良い療養生活を送っていただけるお手伝いをします。

せっかく透析を受けられるのならば、患者様にとって少しでも楽しい時間であってほしい。不安や苦痛に対して可能な限り楽にしてあげたい。当院は、そのような思想を元に経験豊富なスタッフ(医師・看護師・臨床工学技士)が多数在籍していますので、小規模だからできるフットワークの軽さや、幅広い対応を活かした”かゆいところに手が届く”サポートができるように心がけています。

自宅でも、施設や職場などでも、お気軽にご相談いただければ当院ドライバーが責任をもって送迎しています。

透析治療を受けるにあたって長く安心して通院し続けることは、患者様ご本人やご家族にとって非常に不安に感じることかと思います。当院では、自身で来院されることが難しい方に送迎サービスを行っており、院内の他科受診が必要になった場合も透析治療との兼ね合いを調整して送迎させていただいています。また、車いすのまま乗車できる福祉車両・当院玄関口・透析室・トイレまで全てバイアフリーとなっているため、安全でスムーズな移動ができ、安心して治療を受けられる環境を整えています。


透析時間

当院で透析治療を希望される方、興味を持たれた方は、ご質問や見学など、お気軽にお問合せください。
また、旅行や出張などによる一時透析の受け入れも承っております。

診療時間
08:00〜12:30(午前透析) -
12:30〜18:00(午後透析) - - - -

※上記時間以外での透析治療を希望の方は、ご相談ください。
※感染の疑いのある方は、時間外にて個人透析を行う場合があります。
    TEL :(06)6992-3333 FAX : (06)6992-2281



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